青石太郎 映像作家

news :
2017新作 「自由」7/23上映


日時 : 7/23(日)13:00
会場 : イメージフォーラム3Fシネマテーク 

「自由」作品情報はこちら

略歴

1989 東京都出身
2012 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒

東京にて活動

上映

受賞

  • 2012. 9 日本ペンクラブ賞(第34回PFFぴあフィルムアワード)

  • 2016-2017

    自由

    cinema / color / 230min



    「自由」とは無責任な希望の感覚というもので終わっているように思える。
    何しても良いんだ、何でもできる、という希望を伴った自由を前にしても、
    結局何も選ばずに、いつのまにか自分は何かをし、終え、後悔している。

    自由は実らない。
    自由がなければその人はその人でない。

    いかに恋愛が自由になっても、その困難は変わらない。
    むしろ自由が一番脅威となるのは恋愛の時だ。
    好き/嫌いというこの上なく不自由な感情を
    二人の自由によって、盛り上げたり改善したり維持したりしていかなくてはならない。
    (それには物語が必要なのかもしれない)
    自由のもとで、純粋な意思だけ基づいた恋愛の駆け引きがもしも失敗した時には、
    何のせいにもできず、相手のこころを徹底的に傷つけるだろう。

    あれを言ってみよう、こんなことをしてみよう、もしも間違ってたら改めよう、
    私はあなたに対して自由でなんだってする。
    次の行為へ手がかりも制約もなく、正解が全くわからない中、
    最善の策を都度考え、根拠も自信も乏しく、実行したりできなかったり、違う事をしていたり、
    何にも決着せず、間違えたらまた改め、一貫性など諦めいつまでも曖昧なままで、
    責任を顧みず、何でもできるという希望で関係し、何かを損ない何かを得る。


    □スタッフ・キャスト

    • 青石太郎

      作、主演

    • 鹿出俊恵

      主演、制作

    • 北尾和弥

      撮影

    • 藤原芽生

      出演、撮影、制作

    • 松嶋こよみ

      出演

    • 西尾薫

      制作、現場応援

    • 黒川武彦

      制作、現場応援、車両

    • 本間裕基

      制作、現場応援

    • 李焱

      出演

    • 大堀晃生

      出演、ロケーション協力

    • 橋爪慧

      出演

    • 岡田真由子

      ロケーション協力、出演、現場応援

    • 佐々木綾子

      出演

    • 石渡朔子

      制作、小道具協力

    • 鈴木理以奈

      出演

    • 竹内亜蘭

      出演

    • 三部椎太

      出演

    • 鈴木たか子

      ロケーション協力

    • 青石家

      ロケーション協力

    • 武蔵野美術大学

      ロケーション協力

  • 2016

    OUR DIRECTION

    Video_2channel / color / 18min_loop



    東京の湾岸には素敵な場所がたくさんある。
    もともと海でしかなかった場所を埋め立てて作られた地は、誰の場所でもなくて皆に平等な場所のように感じる。

    自分の好きな場所にいくと、そこにいる人が気になる。
    この人はどうしてここに来たのだろう、と。

    私たちはそれぞれが個別の時空間を生きながら、
    皆でひとつの時空間を共有していることに希望を持っている。

  • 2014

    頭の上

    Video(8mm Film) / mono / 9min_loop



    自分とカメラマンは同じカットを撮ろうと、
    芝居は努めて同じように、撮影も努めて同じように。飛行機は偶然同じように。




  • 2014

    ジェット ストリーム

    Video / color / 42min

    年末の東京が煩わしいので旅行に行く事にしていた。
    観光地に行っては本末転倒なので、誰も行かなそうなそうなところにしようと思い、
    そのとき「誰も行かなそう」という条件で一番に思い浮かんだのが福島県(原発付近)だった。
    動機の不純は電車を使わないという言い訳で曖昧にし、
    「東京から自転車で行き、初日の出を見る」
    という個人的な関係を結んでしまおうと目論んで福島県に向けて出発した。
    ○○kmなど単位で表記される距離も、
    それが「近い」のか「遠い」のかは個人個人の全歴史に基づいて決定されている。
    東京に住み続けている自分にとって遠い250km、
    移動線上の全ての風景を地続きで経験する事でその距離感は変わるのだろうか。
    そんな期待を持っていたが、派手に塗装された自転車に乗り、
    ファストフード店で休憩し、ビジネスホテルに宿泊をして、
    安全な日中に移動を続けるという行為に終始する自分の視点はいつまでも遠くからのものであった。

  • 2013

    トシの客

    cinema / color / 50min

    開発の進む下町にひとり暮らしている男は、
    2012年の年暮れとともに、改めて孤独を意識している。
    そこに顔なじみのクリーニング屋の娘が訪ねてくる。
    もはや何の変化も期待しない老いた男と、
    まだ若い希望を持った女の距離ある会話は、
    温かみと冷たさを同時に含み、深く暮れゆくトシに響く。



  • 2012

    PLEASE PLEASE ME

    cinema / color / 65min

    一つの事件を目撃した事により、さつきの日常がひび割れ始める。
    穏やかに繰り返されていた日々はいま疑われ、何気なかった物事が翳りを見せる。
    気づいてしまった身近な不安。それを受け止めてからもう一度
    確かな生きる楽しみを取り返しに、ひとり奮闘するさつきの物語。